google広告+GTMでの拡張コンバージョンの設定方法(マニュアル版)2024年11月更新版

2024/7/22に拡張コンバージョンのオートマチック版の記事を書いたが、今回はマニュアル版について詳細設定方法を記載

前回はオートマチックなので、ユーザー情報の収集については、特に指定はせず、自動的に取得できる情報はgoogle側に任せる設定なのでどの程度の精度なのかが不明

今回は問い合わせフォームにはほぼ実装されていると思われる「メールアドレス」「電話番号」を指定して情報収集する。

■拡張コンバージョンの設定手順

google広告管理画面でやることは割愛します

②googleタグマネージャーでやること

※WEBサイトにgoogleタグマネージャーが設置済みで、かつGTMの設定画面で特定の申込ボタン等のアクションに対してgoogle広告のコンバージョントラッキングが設定されていることが前提です

まずユーザー定義変数を作ります。

変数 > (画面下の方の)新規

・編集の名前を 拡張コンバージョン(email) とする
・変数のタイプ:カスタムJavaScript
以下の文字を入力

function () {
    return document.querySelector('[type="email"]').value;
}

できたら保存。

続けて

変数 > (画面下の方の)新規

・編集の名前を 拡張コンバージョン(phone) とする
・変数のタイプ:カスタムJavaScript
以下の文字を入力

function () {
    return document.querySelector('[type="tel"]').value.replace(/[^0-9]/g,'').replace('0','+81');
}

できたら保存。

続けて

変数 > (画面下の方の)新規

・編集の名前を ユーザー提供データ とする
・変数のタイプ:ユーザー提供データ
・Type : Manual configuration とし
メールのプルダウンは先ほど作った {{拡張コンバージョン(email)}}を
電話のプルダウンは先ほど作った {{拡張コンバージョン(phone)}}を
設定して保存

タグ > 新規 クリックをクリック 

Google Ads User-provided Data Event を選択

コンバージョンIDに、google広告で拡張コンバージョンを設定したいコンバージョンのコンバージョンIDを入れる

ユーザー提供データでは 先ほど作成した ユーザー提供データ を選択してそのまま保存

トリガーエリアをクリックしてトリガーのタイプを フォームの送信 を選択し、そのまま保存 名前も自動的に入る

▼情報ソース
[GAds] Checkbox “Include user-provided data” is no longer available in server-side Google Ads conversion tag in sGTM
2024年7月追記

<さらにGTMで設定すること>

コンバージョンを計測したいGA4イベントを開く

この画面の
Include user-provided data from your website
にチェックをいれる

チェックをいれると「ユーザーデータ」の欄が表示されるので、上記のユーザー提供データを指定する

トリガーはコンバージョンを計測したいアクションを設定

保存

これで反映させる

48時間以上経てば動き出す

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