2024/7/22に拡張コンバージョンのオートマチック版の記事を書いたが、今回はマニュアル版について詳細設定方法を記載
前回はオートマチックなので、ユーザー情報の収集については、特に指定はせず、自動的に取得できる情報はgoogle側に任せる設定なのでどの程度の精度なのかが不明
今回は問い合わせフォームにはほぼ実装されていると思われる「メールアドレス」「電話番号」を指定して情報収集する。
■拡張コンバージョンの設定手順
google広告管理画面でやることは割愛します
②googleタグマネージャーでやること
※WEBサイトにgoogleタグマネージャーが設置済みで、かつGTMの設定画面で特定の申込ボタン等のアクションに対してgoogle広告のコンバージョントラッキングが設定されていることが前提です
まずユーザー定義変数を作ります。
変数 > (画面下の方の)新規
・編集の名前を 拡張コンバージョン(email) とする
・変数のタイプ:カスタムJavaScript
以下の文字を入力
function () { return document.querySelector('[type="email"]').value; }
できたら保存。
続けて
変数 > (画面下の方の)新規
・編集の名前を 拡張コンバージョン(phone) とする
・変数のタイプ:カスタムJavaScript
以下の文字を入力
function () { return document.querySelector('[type="tel"]').value.replace(/[^0-9]/g,'').replace('0','+81'); }
できたら保存。
続けて
変数 > (画面下の方の)新規
・編集の名前を ユーザー提供データ とする
・変数のタイプ:ユーザー提供データ
・Type : Manual configuration とし
メールのプルダウンは先ほど作った {{拡張コンバージョン(email)}}を
電話のプルダウンは先ほど作った {{拡張コンバージョン(phone)}}を
設定して保存
タグ > 新規 クリックをクリック
Google Ads User-provided Data Event を選択
コンバージョンIDに、google広告で拡張コンバージョンを設定したいコンバージョンのコンバージョンIDを入れる
ユーザー提供データでは 先ほど作成した ユーザー提供データ を選択してそのまま保存
トリガーエリアをクリックしてトリガーのタイプを フォームの送信 を選択し、そのまま保存 名前も自動的に入る
[GAds] Checkbox “Include user-provided data” is no longer available in server-side Google Ads conversion tag in sGTM
2024年7月追記
<さらにGTMで設定すること>
コンバージョンを計測したいGA4イベントを開く
この画面の
Include user-provided data from your website
にチェックをいれる
チェックをいれると「ユーザーデータ」の欄が表示されるので、上記のユーザー提供データを指定する
トリガーはコンバージョンを計測したいアクションを設定
保存
これで反映させる
48時間以上経てば動き出す